セフィア「ハンター講座もこれで最後ね」
キクリ「剣以外使えないハズのセフィアでも使える武器って安心して使えるからいいと思いますの」
セフィア「よし、後で斬る。……えー、そんな事より今回はワイヤードランスについてね」
セフィア「ワイヤードランスは攻撃範囲の広い武器ね。それと相手を拘束するタイプのフォトンアーツが多いのも特徴ね。ただエネミーをホールドすると他の人の狙いが外れるからパーティを組んでいる時は注意ね」
キクリ「相手に近付かないと血を浴びれないですわね」
セフィア「それを気にするのはあなただけじゃないかしら?次からはフォトンアーツについてね」
バインドスルー
セフィア「拘束した相手を地面に叩きつける技よ。掴んだ時と叩きつけた時にダメージを与えるわ」
キクリ「他の敵さんも巻き込めましたね。斬れないけど」
セフィア「敵を斬ることを重視するならソードにしなさい。空中で使うと叩きつけまで滞空し続けるわ。定点攻撃に向いてるわね」
グラップルチャージ
セフィア「目標を捕獲してからワイヤーの縮む勢いで蹴りを入れる技よ」
キクリ「あなたキックできるんですの?」
セフィア「そこまでポンコツじゃないわよ!」
キクリ「ポンコツは認めますのね…」
セフィア「コホン、気を取り直して…大型エネミーみたいな拘束できない相手でも距離を詰めれるわ。ただ攻撃後に隙があるから気を付けないとね」
ヘブンリーフォール
セフィア「目標を拘束後空中に飛び上がって地面に叩きつける技よ。攻撃中はダメージを受けなくなるわ」
キクリ「威力は高いですが射程が短いですね。敵を斬るわけでもないですし」
セフィア「あなたは色々な点でツインダガーが合ってるんじゃないかしら。距離を詰めるのにグラップルチャージを使うといいかもね」
キクリ「それにしても随分近くで撮りましたのね」
セフィア「ティアラには危ないって言ってるんだけどね…あの子回避力凄いから」
アザーサイクロン
セフィア「掴んだ敵を振り回し投げ飛ばす技よ。多くのエネミーを巻き込みやすいわ」
キクリ「ワイヤーで敵を斬れないのかしら」
セフィア「できたら巻き添えくらったアークスの血の雨が降るわ」
キクリ「最高ですわね!」
セフィア「まあそんな事はないけど。零式にカスタマイズすると回転時間の延長と速度の上昇が可能になるわ」
アザースピン
セフィア「ホールドしたエネミーを回転させながら放つ技よ。周りにいる敵を吸い寄せられるわ」
キクリ「ファイターのスキルとは相性が悪いですわね」
セフィア「投げた敵が回転するからね。因みにギアを消費する事で吸い寄せの範囲が広がるわ」
ホールディングカレント
セフィア「ホールドしたエネミーに電流で攻撃し続ける技よ」
キクリ「酷い技ですね」
セフィア「あなたがそういう事言う?ワイヤーに触れてもダメージは受けるけど連続してダメージを受けるのはホールドされたエネミーだけね」
キクリ「よく【巨躯】に使っている方がいますわね」
セフィア「ショック状態にはならないみたいだけど。ただホールドできない相手でも先端が刺されば電流は流せるからボス戦にも使えるわね」
エアポケットスイング
セフィア「虚空を掴んで前後に動いて攻撃する技よ。エネミーをホールドしないからギアは消費しないで溜める事ができるわ」
キクリ「これもファイターとは相性悪そう」
セフィア「まあファイターでワイヤードランスを使う事がそんなにない気がするけど。同じ所を攻撃するから動き回る敵とは相手悪いわね。後どうでもいいけど攻撃後に真上に上がるからこの技を使い続ければ通常より高い所に行けるわ」
キクリ「そんな事しなくてもあなたは翼があるじゃないですか」
セフィア「いや私もあなたも飛行能力はないでしょ……え?もしかして飛べるの?」
キクリ「いえ、まったく」
セフィア「本当に斬るわよ」
サーベラスダンス
セフィア「エネミーを5連続で切り刻む技よ」
キクリ「こういう技を待ってました!」
セフィア「正直あなたに教えたくなかった…ホールドしないからギアを溜める事ができるわね。また5回目の攻撃は空中にいる敵を落とせるぐらいの範囲を持つわ。使い勝手の良い技ね。零式にカスタマイズすると範囲が狭くなる代わりに攻撃速度が上がるわ」
ワイルドラウンド
セフィア「武器を振り回して周囲の敵にダメージを与える技よ」
キクリ「これもいい感じに血を浴びれそう」
セフィア「もう何も言わない。ギアの溜りが他と比べて速く、複数の敵相手なら1回で最大まで溜める事もできるわ。射程距離は短めね」
カイザーライズ
セフィア「地面にワイヤーを撃ち込み地中から攻撃する技よ」
キクリ「空中の敵を攻撃するのに向いてそう」
セフィア「そうね。因みに見た目と違って相手を打ち上げる事がないからパーティを組んでいても事故が少なくなるわ」
アダプトスピン
セフィア「回避しつつ攻撃する技よ」
キクリ「敵から離れたら血を浴びれないですわ」
セフィア「大丈夫……かはわからないけど回避とはいっても前方に移動することもできるわ」
キクリ「それなら安心ですわね」
セフィア「攻撃が素早い分威力とギアの上昇量はイマイチね。他のフォトンアーツの繋ぎに使うといいかも」
キクリ「さて、講義も終わった事ですしそろそろ行きましょうか」
セフィア「え?どこに?」
キクリ「もうすぐクリスマスですのであなた用のサンタクロースの服を選びに行くのです。大丈夫大丈夫、選ぶのは私とベル様ですから!」
セフィア「いやそう言って夏もハロウィンも着たくないのを着せて…ちょっと引っ張らないで!」